第3話
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を出そうとしたまさにその時どこからか、悲鳴があがったのである。
織田兵士「うわあああああああああああああああああああああああ」
織田兵士「助けてくれええええええええええええええええ!!」
勝家「くっ…どうしたというのだ!」
兵士「申し上げます!」
勝家「何があった!」
兵士「はっ我らの西方より…お、お…」
信長「なんなのだ…」
兵士「鬼がああああああああああああああああ!」
信長、勝家「「なにっ!!」」
先ほど悲鳴を上げた方に目をやるとそこには…この世の者とは思えない、禍々しい顔に黒い体、蟷螂の鎌のような二本の腕…それは正しく”鬼”
勝家「ちっまさかこのような時に狙ってくるとは…殿!おさがりください!」
信長「ならぬ!我も戦うぞ!はっ!」
そういい、信長は馬を走らせる。
勝家「あぁもう!」
それに続いて勝家も追う。
信長「鬼め…覚悟!はああああああああああああああああああああ!」
一閃に切り伏せ、鬼はゆっくりと倒れる。
信長「はぁ…はぁ…」
??「ぐぁああああああああああああああ!!」
するともう一匹が不意に飛び出して来て信長に襲いかかろうとする。
信長「ぐっ!?くそぅ…ここまでか…」
先ほどの一閃で気が緩んだのであろう。完全に不意を突かれた信長は跪き、死を覚悟する。
勝家「殿ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
勝家の叫びも虚しく、鬼が信長の首を刎ねようとした次の瞬間、辺りが一斉に光を放ち…
ガキンっ!という音が響き渡る。
見上げるとそこには自分の身長よりもでかく真っ黒い刀を持った男が鬼の攻撃を防いでいた。
そして…
??「やれやれ…まさか、ここに来てしょっぱなからこんなことになってるなんてな…」
その男は静かに笑い、鬼を睨みつけ、こういった。
??「人に楯突く鬼…か…実際見るのは初めてだが…放っては置けないな…さて…下等生物如きが人間に楯突いたんだ…覚悟しな…」
一気に殺気を解き放ち、その殺気を鬼に向ける。
すると、鬼はその殺気に当てられ、怯んでおり少しずつ後ろに下がっていく
この男は一体何者なのか…
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