第3話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
義元「な…いつの間に!」
一忠「今川殿がその頸、頂戴仕る!」
義元「えぇい!そう簡単にやられてなるものですか!衛兵!敵を迎え撃ちなさい!」
迎撃せんとほかの兵士に号令をかける…しかし…
今川兵士「後方より更に敵兵!あれは…鬼柴田じゃあああああああああああああああ!」
兵士「もう終わりじゃあああああああああああああ!」
後方から柴田勝家率いる軍が攻めてきており、今川軍は大混乱に陥る。
義元「そんな…ここまでだというの…こんな…所で…この…私が!」
今川家老「まだだ!殿をお守りするぞ!」
今川兵士「はは!」
今川兵士は混乱しているもののやはり家老など、力があるものは未だ落ち着いてこれを迎え撃たんとする。
一忠「ぐ…敵ながら手ごわい…」
良勝「ちょっと小平太!しっかり敵を防ぎなさいよ!」
一忠「あぁってるよ!でも思いのほか敵の抵抗が激しい…!」
するとそこに…
勝家「織田上総之助信長が家中、柴田権六勝家!参候!」
一忠「壬月様!」
勝家「周りの雑魚は柴田衆に任せよ!新介!小平太!抜かるでないぞ!」
一忠、良勝「はは!」
そしてついに…
一忠「今川殿!お覚悟を!」
ザクっ!という音と共に義元の身体を叩き切る。
義元「うぐっ!そん…な…ばか…な」バタ
そして義元は地に伏せた。そこに信長がやってきて
信長「新介!小平太!まこと大義なり!名乗りをあげぃ!」
良勝「はい!織田上総之助久遠信長馬廻り組組長!毛利新介良勝!」
一忠「同じく服部小平太一忠!」
良勝「東海市の弓取り!」
一忠「今川義元公!」
一忠、良勝「「討ち取ったりー!」」
毛利新介、服部小平太ら2人が今川義元の首を上げたことにより今川軍の兵士が更に混乱する。あるいは逃げるもの、あるいは落胆し、膝をつく者…様々である。
忠勝「あぁー!こらー!逃げるなですよー!取って返して戦うですよ!」
康政「綾那!残念だけど今川殿が討ち取られた以上ここはもうもたない!逃げましょう!」
いつの間にか本多忠勝と榊原小平太が戻ってきたようだが、義元が討たれた今、この状況覆す術を最早誰も持っていなかった。
忠勝「やですよ!綾那はまだ戦えるです!」
康政「義元公が討たれた以上、最早戦う理由は失われたわ!だから戦いはもう終わりよ!それにこれで私達は今川から独立する未来が開けるの!今は葵様と合流しましょう!」
忠勝「むぅ…無念なのですよ…わかってです…」
信長「今こそ好機!織田の勇士たちよ!これより敵を追g…」
追撃の命令
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ