第一章
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った。仲間達もいた。皆笑っている。そしてあいつも。そこには俺の青春があった。
コーヒーを一口飲んだ後煙草の火を点ける。不意に俺の世界があの中に戻っていった。
あの時俺はしがない不良だった。いつもつっぱっていて何も面白いことはなかった。
日がな一日学校でも街でもブラブラしていた。先公も俺を見放していたし誰も何も言わなかった。俺は自分が何をしたいのかもわからねえで一日荒れて暮らしていた。そんな時だった。
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