第2章 赤龍帝と不死鳥の騎士団
第15話 ウェディングベルは不死鳥とともに
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は、はやてが発端だったと聞いている。
そこへ、一誠が後押し、アーシア・アルジェントは救われた。
はやてのことで、部長(リアス・グレモリー)に相談しようとしたものの――
(最近、部長の様子がおかしいけれど、何か困りごとでもあるのでしょうか)
――彼女は、憂鬱そうにしており、新参のアーシア・アルジェントが話しかけるのは、ためらわれた。
なによりも、他の古参の部員たちも、彼女とはやての微妙なすれ違いについて、とくに何もいわなかった。
だから、アーシア・アルジェントも時が解決してくれるだろう、と深く考えないようにした。
そんな、はやてや部長の態度を気にしつつも、おおむね彼女の生活はうまくいっていた。
いつものように彼女は、二年生の二人と連れだって、部室に行く。
部室に到着すると、部長が険しい顔をしながら、姫島朱乃と話し合っていた。
そんな彼女たちの様子を、木場祐斗と塔城子猫が気遣わしげに伺っている。
しかし、何より目を惹く異質な存在。それは――
――――メイド
何故かメイドがいた。
背後にいた二人も、驚き息をのんでいるのが分かる。
銀色の髪を三つ編みにして纏めており、瞳の色も銀色のメイド服を来た若い女性。
姿勢を伸ばし、微動だにしない彼女は、メイドの鏡のような存在だった。
しかし、雰囲気は、重苦しい。
物々しい雰囲気に気押されながらも、アーシア・アルジェントは、部長に問いかけようとして――
――――突如、魔法陣から熱気が溢れだし、火の粉が巻き散る
呆気にとられた彼女の前で、炎が散ると、中から男が出てきた。
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