暁 〜小説投稿サイト〜
とある魔術の超電磁砲
新たな魔術師

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「はー、いい風呂だった。」
風呂に入り、汗を洗い流しとていい気分だ。だが、そんないい気分もだんだんと消えていく。
何故なら、家がない、という状況だからだ。これからどうするか考えていると、
「そこら辺で野宿すればいいんじゃないか?」
コーヒー牛乳を飲みながら、ライラは言う。
そういう手もあるが流石にまずい、もし野宿している所をアンチスキルに見られたら、なんて言われるか分からない
はー、とため息を付きつつ氷馬とライラは行く宛もなく歩く。
少し歩くといつの間にか大通りで出ていた。完全下校時間なので人は少なく街の明かりが目立つ
「はー、腹が減った。」
氷馬は言う。腹が半端なく減っている。時間帯は大体皆がご飯を食べている時間である。
しかもステイルとの戦いで疲れはて腹がとてつもなく減っている。
近くのコンビニで何か食物でも買うかと周りを見渡しコンビニを探す。
キーン、
どこからか音が響く、その音は金属と金属が剃り合う、音に近いその音が何処で鳴っているのか周りを見る。
「え、」
周りを見渡すが何も無い、というか、誰も居なかった、さっきまで周りには人がいた。なのに今は誰もいない。
どういう事だ?
「これは魔術、」
ライラは言う。
「魔術て、変な奴が使うかあれか?」
魔術、氷馬はその恐ろしさを知っている。超能力では無い、別の力、ある男が使っている時を思い出す。
手から炎を生み出し、炎の巨人を出現させたあの力、
「そうだ、だがこの魔術を使った奴は多分、お前が戦った奴では無い。別の魔術師だ。」
ライラは簡単そうに言うが氷馬は何だか寒気がして来る。あんな力を持った奴が他にもいる?
風呂に入って汗を洗い流した氷馬だが、体全体から嫌な汗が出てくる。考えるだけで足が震える。
カン、カン
どこからか靴が地面を歩く音が響く、人が氷馬とライラ以外居ないので音がよく響く。
そして何かが近付いてくる。ゆっくりと
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