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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0509話
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時を肉体に反映させないというだけならそれは不老で十分な訳だ。そして不老、不老か……」

 チラリ、とエヴァが何やら呟きながら意味あり気な視線で俺へと視線を向ける。
 どちらかと言えば、それは獲物を見つけた肉食獣とでも言うべき視線。

「アクセル、確か時の指輪とかいう身につけている者を不老にするマジックアイテムを持っていたな?」
「あ、ああ。魔法世界で手に入れたのがまだ10個以上残ってるが?」
「そうか、それなら何とかなるかもしれんが……数日程待ってくれ。葉加瀬やフェイト、それとぼーやにも意見を聞きたいからな」
「……何とかなるのか?」
「今の所は可能性がある、としか言えないな。ただ、もちろん普通は魔法球に新たな機能を付け加えるなんて真似は出来ない。だが、幸いこの魔法球は私が持っているものに比べて機能的に進んでいるからな。それと、魔法界でも極めて稀少なマジックアイテムである不老をもたらすものをアクセルが持っていたというのと、なによりも私という存在がいたのが幸運だったな」

 ふふんっ、と自慢をするかのように無い胸を張るエヴァ。
 いやまぁ、確かにエヴァのおかげで魔法球に入っている間の老化を何とか出来るんなら自慢しても当然なんだろうが。

「よし、では早速麻帆良に戻って葉加瀬やフェイト達を呼んで検討してみるか。……茶々丸、ぼーやは今日どうしている?」
「ネギ先生でしたら今日は学校に来ているかと。ブルーマーズ計画の件で明日の午前9時から会議が行われる筈ですので」
「そうかそうか。なら丁度いい。ぼーやも巻き込むとしよう。……アクセル、技術班の者共には魔法の講習については今日は中止にすると伝えておいてくれ」

 そう言い、転移区画の方へと戻っていくエヴァ。

「では、アクセルさん。私も失礼します」

 茶々丸もペコリと頭を下げて、エヴァの後を追うのだった。
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