無印編
第四話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
絡んでいた女性だと気付く。
「ブラッチャーの仲間だったのか!」
「だったら何だってんだい!!」
アルフの姿が人間のものから大型の獣…狼へと変化した。
「わあ!?アルフが変身した!?」
「カッコイイ!!」
それを見たドジラスが驚き、ウッカリーが歓声を上げる。すると、アルフがブラックエクスプレスに話し掛けた。
「さて、アタシはあのお子様の相手をするよ。だからあんた達は・・・」
「ああ。ヒカリアンの相手だな。」
「フェイトは先に帰ってて。」
「分かった。」
アルフに言われ、その場から立ち去ろうとするフェイト。
「逃げるよ、のぞみ!!!」
「なのは!!」
それを見たテツユキ君とユーノが叫んだ。
「分かってる!!」
「待って!!」
そして、のぞみとなのはがフェイトを止めようと動き出す。だが・・・
「ここは通さんぞ!」
「邪魔はさせないよ!!!」
ブラックエクスプレスとアルフが前に立ちはだかった。
「邪魔をするな!!!」
「なのは!一度下がって!!!」
すると、ひかり隊長とユーノがそれぞれ前に出た。ひかり隊長は左手の盾でブラックエクスプレスの暗黒鉄球を受け止め、ユーノはバリアでアルフの爪を防ぐ。更に、ユーノはアルフを巻き込む形で自身の周りに魔法陣を展開した。
「転移魔法!?」
アルフはその正体に気付くがもう遅かった。魔法が発動し、アルフはユーノとともにここから離れた森の中に飛ばされてしまう。
「アルフが!」
「消えちゃった!?」
「大丈夫。あれは転移魔法だから別の場所に行っただけ。」
それを見たドジラスとウッカリーが慌てるが、フェイトが説明をする。その時・・・
「おい!ドジラス、ウッカリー!!早くどちらかこっちに来い!!!」
一人でのぞみとひかり隊長と戦っているブラックエクスプレスがドジラスとウッカリーに向かって叫んだ。
「あ!親分!!」
「早く行かないと!!!」
それに気付いたドジラスとウッカリーは慌てた。すると、フェイトが二人に言う。
「なら、二人でブラックの方に行ってあげて。」
「え?いいの?」
「うん。あの子の相手は私一人で充分だから。」
ドジラスの質問にそう答えると、フェイトはなのはにむかって自身のデバイス“バルディッシュ”を構えた。なのはもまた、自身のデバイスである“レイジングハート”を構える。そして、フェイトに問いかけた。
「フェイトちゃん。ジュエルシードを集める理由を知らないって、本当なの?」
「そうじゃない。私が知らないのはジュエルシードをどうするかと言う事だけ。集める理由はちゃんとある。」
「なら、それを教え
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ