第三十六話
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虹太郎
「プレーボール」
啓一とはじめがそれぞれ構えを取る
第一球目
半身を捻り、オリジナルのサイドスローから速球が放たれる
はじめ
「…!!」
キィン
しかし、はじめは何とかバットに当てて見せた
ストレート 139km/h
ライト前ヒット
真ん中低めのストレートを流し打ち、結果は一二塁間を割るヒット
はじめ
「まずは4点か…」
深く息を吐くはじめ
ルールはヒット4点二塁打5点三塁打6点ホームラン7点、10球勝負で20点取ればはじめの勝ちだ
虹太郎
「(今のストレートを当てるか…腕は鈍ってないな、はじめのヤツ。なら、次は…)」
第一球目は啓一の判断だったが、虹太郎は試しにサインを出してみた
啓一はそれに反応すると、首を縦に振り、投球動作に入った
第二球目は外角高め
ストライクゾーンギリギリに入るかどうかと言う感じだ
ところが
ククッ
はじめ
「(!!この球は…!)」
ギィン
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