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戦国†恋姫 外史に飛ばされし者
第2話
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康政「綾那…うん!それまで頑張ろう!」

忠勝「ですー!」


織田軍 善照寺砦


 今川義元が田楽狭間で休んでいた頃、その時の織田軍は善照寺砦に到着していた。すると信長の後続からは約二千の部隊が合流を果たしていた。すると2人の銀髪の少女と黒髪の鎧を着た少女が進み出る。


良勝「申し上げます!久遠様!馬廻り組み組長、毛利新介良勝!」

一忠「同じく、服部小平太一忠!」

一忠、良勝「「只今参上仕りました!」」

信長「うむ!大義!」

一忠、良勝「「はは!!」」


 服部小平太、毛利新介率いる部隊が加わり、今川軍五千に対し、織田軍は三千に膨れ上がっていた。すると信長はここで真の作戦を語る。


信長「これより我らは今川本陣を攻撃する!だがまだ向こうの本陣には五千の兵が詰めていると聞く。そこで我らは1つ作戦を取る!」

勝家「各々方!よぉく聞きませい!」

信長「我らはこれより、千の兵を中島砦に割き、敵を陽動する。その際、その千の部隊には旗を掲げてもらう!この部隊の指揮を、三若にやってもらおうと思う」

勝家「三若!復唱せい!」

成政「黒母衣衆!了解です!」

利家「赤母衣衆!がんばりまーす!」

一益「滝川衆、ぼちぼちがんばります〜…眠い…」

勝家「貴様ら…」


 何とも緊張感のない三若に勝家はいつもの如く呆れるが、周りから笑いが起きる。


信長「その他の部隊は我に続き、今川の本陣である田楽狭間を急襲…義元の首をとる!」

兵士「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」」」」」」

信長「この戦いは多勢に無勢、苦しい戦いとなる。熱田大神の力を借りて、是非勝利ものよ…」


 織田久遠信長、一世一代の大博打、果たして、成功はなるのか…
そして織田軍に差し迫るもう1つの影が徐々に近付いてくる。それは一体なんなのか…
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