prologue
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えきれないほどの数の禁止事項、それを一切無効としてしまうのが、《魔王》の称号だった。この称号があれば、禁忌人形作成も、禁書の利用も、何もかもが思いのままだ。それだけでなく、どこへ行っても将官以上の待遇で迎えられる。
《ヴァルプルギスの夜会》に臨むものは、この《魔王》になるという夢を抱いて戦うのだ。
ある者は自らの復讐のために。ある者は没落した家の再興のために。ある者は主に認められるために。ある者は自らの力を見せつけるために。ある者は家族のために。ある者は全ての禁忌を手にするために。
そしてあるものは、全ての魔術回路を『見る』ために。
物語は、二人の青年が、遠く日の本の国から英国にやって来るところから始まる――――
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