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激昂
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俺も美香のことは好きだった。
一緒に幸せに暮らしたい。
もっと楽しくすごしたい。
でも美香はもういない。



今まで愛してくれた美香は死んだ??
「オルフェノクでもない貴様が変身した…だと!」
「オルフェノクとか人間風情だとかもうそんなことどうだっていいんだよ…人生を無茶苦茶にされて大事な人を殺されて



俺はな…これ以上ないくらいてめぇらがムカつくんだよ??」
返せ。返せよ。
俺の好きな人を…

「いけチキンオルフェノク!」
「はん!所詮は人間だろ?中身が対したことなけりゃあ。こっちは」
うるせえよ鶏野郎。拳で殴ってきたけれど対したことないな。こいつ戸惑ってやがる。
余裕ぶって調子乗るからだ。
それじゃあコッチの番といこうか?
くたばりやがれ?
「なんで…ヒビが?こんなことあるはずが…うわぁぁぁぁあ?」
パンチ一つで倒されやがった。
弱いな。


「図に乗るなよ!人間風情が?」
次は蟻のオルフェノクか?




「これだけの複数の相手にどこまでもつかな?」

今度は雑魚の集団で体力削りかよ。つまらないな。
それも一撃で死ぬならたいしたことないだろ?ほら簡単にコロンと灰になっちまった。
あれ?いつの間にか逃げようとしてんだけど?
逃がすか馬鹿
「あぐっ?」
足を撃ち落としてもまだ動けるのか?よく見たらこいつ地べたにあつまってきた蟻を使って狙った足をまた復活するつもりだな。
「ひぃぃ!た、助け」
【ready】
こうなったら何度でも復活するなら復活できないように切り刻んでやる。
何度でもな。
「ぎぁぁぁぁぁ?」
完全に灰になったな。
もうこれで残りは虎のオルフェノクしかいないな。
「ほう?中々の実力者だな?カイザベルトを扱う奴が通常攻撃でまさか2体撃破するとは思わなかったが。


だが!俺はあの雑魚と同じだと思うなよ?」

?こいつホースオルフェノクのように変型出来るのか?
野生の虎のようにスピードも早い!

さっきから避けられて一発も当たらない!
カシャカシャ
弾切れかよ?

「死ねぇ?」

近くにある鉄パイプを投げつけ、早押しで弾を補充させる!
【charge】
この虎野郎!なんて破壊力を持ってんだ。捕食しようとする牙が鉄パイプを粉々にしやがった?
もし、俺が避けれなかったら腕は完全に使えなくなってたかもしれない。
ここの大広間じゃ分が悪過ぎる!
「貴様は危険だ。
本来鶏は下級だが蟻本体とその召喚された蟻達はそんな簡単にくたばるはずではない。


それを貴様一人でだった普通の攻撃で!たった一撃でくたばってしまった!お前は生かしたらオルフェノク最大の天敵になりかねない?死んでもらうぞ?」

ちぃぃ!すばしっこ
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