スーパーロボット大戦OG外伝
0508話
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わよ。なら丁度いいわ。今ブルーコスモスから救出した子達の治療をしている所なのよ。私の研究室に来て頂戴』
「助かる」
『じゃ、待ってるわね』
レモンのその声と同時に通信が切れ、量産型Wにエアカーを持ってくるように伝えてから物珍しそうに周囲を見回しているフィリオへと近付いていく。
「アクセル・アルマー、ここが君達シャドウミラーの本拠地なのかい?」
「ああ。どこにあるかとか、あるいはこの本拠地の名称とかはまだ聞くなよ? それ等に関しては、お前がシャドウミラーに所属すると納得したら教える事になる」
「もちろん分かっているよ。僕にしてもこの病を治療してくれる可能性があるというのに君達を怒らせるつもりはないしね」
フィリオが頷きながらそう返す。それを見てスレイが嬉しそうに笑みを浮かべているのを珍しそうに眺めていると、何故か睨まれる。
……俺が悪いのか?
「アクセル隊長、お待たせしました」
そんな風に思っているとエアカーを持ってきた量産型Wが声を掛けてきた。
「よし。じゃあ早速行くか。丁度今レモンが治療しているらしいからタイミングもいいしな。……オウカ、ムラタ。お前達はどうする? わざわざ治療に付いてきても暇だろう?」
「そうだな。なら俺はここを見て回ろう。この前来た時にはそれどころではなかったからな」
ムラタがそう言い、量産型Wにエアカーを運転させて転移区画を出て行き。
「……いえ、家族の病気の話に部外者の私が加わるのはやめておいた方がいいでしょう。申し訳ありませんが私も少しこの辺を見て回りたいと思います」
「そうか。何か用事があったら量産型Wに聞けば大体何とかなるだろう」
「はい、ありがとうございます」
ペコリと頭を下げ、オウカもまた量産型Wの運転するエアカーに乗って去っていくのだった。
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