暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0508話
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っ赤にしながらコクコクと頷くオウカを見て、その手を離す。
 一応フィリオに耳栓をしているとは言っても、知られる可能性は少ない方がいいからな。
 そのままそれぞれの機体に乗り込み――フィリオはミロンガの空きスペースに何とか押し込んだ――インドネシア諸島の宇宙ポートを出発する。
 ここでもイスルギ重工所属というのは効き目抜群だった。何しろソーディアンの件で今はどこも混乱しているからな。





 ミロンガと無明はASRSを展開し、ヒュッケバインMk-Uとカリオンは素のままでゲートを展開している山中の倉庫へと到着する。インドネシアから直接日本に向かってきたので極東基地辺りからスクランブルでも掛けられるかと思ったのだが、こちらもイスルギ重工のネームバリューは効果が抜群だったらしい。……確か今の極東基地はタカ派の急先鋒とも言えるケネスが仕切っている筈だ。そのイスルギ重工を嫌っているケネスに対しても影響力があるのだから、イスルギ重工の……と言うよりも、ミツコの連邦軍や連邦政府への影響力がどれ程のものなのか分かる。

「アクセル大尉、ここは?」
「大尉じゃないって言ってるだろ。そう言えばシャトルの時も大尉と呼んでいたな」
「す、すいません。つい癖で……アクセル、さん」

 まだ慣れないのだろう。頬を赤くしながら俺の名前を呼んでくるオウカ。そして何故かジト目で俺へと視線を向けてくるスレイ。

「まぁ、追々慣れていけばいい。この倉庫には……いや、その前にこれを見せるのが先か」

 ゲートを説明する前にオウカの隣に行き、その隣に立っているヒュッケバインMk-Uの脚の装甲へと手を触れる。そして……

「収納」

 俺がそう呟いた次の瞬間、ヒュッケバインMk-Uがたった今までここにあったのが幻であったかのようにその姿を消していた。

「……え?」

 何が起きたのか理解出来ていないオウカをそのままに、無明、カリオン、ミロンガの3機も空間倉庫へと収納する。

「え? アクセル大尉、じゃなくてアクセルさん。今のは……私達の機体は?」

 スレイに支えられているフィリオの方へと視線を向け、アイマスクや耳栓のおかげで何が起きているのか全く理解していないのを確認してから再び指をパチンッと鳴らす。
 同時に空間倉庫が展開し、缶紅茶を取り出してオウカへと放る。

「あ、ありがとうございます。……え? 冷たい?」

 冷えている缶の紅茶に驚きの表情を浮かべるオウカへ。
 その状態を見ながら口を開く。

「空間倉庫。まぁ、俺が持っている能力のうちの1つだ。内容としてはそのまま別空間を倉庫代わりに使用出来る」
「……能力の1つという事は、他にも能力があるんですか?」
「何!?」

 ふと漏れたオウカの言葉に、スレイ
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