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平穏な日常の終わり
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何だよ…何だよこれ?担任が怪物になった?
白い怪物に身体が変異して人間を襲う。
これじゃあオルフェノクまんまじゃないか?


「うわぁぁあ?」
「誰かぁぁ!助けてくれぇ!」
「いやぁぁぁ?」

殺される。誰か助けが欲しい!
このままだとみんな殺されてしまう?美香だけでも…

「うろたえるな!人間ども?」

一喝で教室は静まりかえった。
その後怪物は命令した。
話によると俺たちを人質にするつもりだそうだ。本来なら生かす必要もなく殺すべき存在であり、生かす価値はないということだ。

こいつらは人間を憎んでやがる。
これだけは分かる。こいつらはオルフェノクに違いない。
そいつらの仲間がドアから急に現れ話し合っていたが、突然地震が起きた。
廊下から悲鳴が聞こえそれを聞いた他のクラスメイト達はパニックになりクラスメイト全員の逃走になった。
俺と美香はなにかあった時のためにカバンを持ってゆき、美香は俺の手を掴み一緒に逃げた。
その慌てたクラスメイト達はドミノ倒しに倒れてゆき死んでしまった生徒もいた。
俺たちは逃げた方向の逆の上の階段に行き遠回りしてチャンスを待っていた。ギリギリのところでピッキングを利用して体育館の倉庫に逃げ、その後どうなっているかは分からない。このまま体育館の倉庫にとどまるしかできなかった。最悪な状況だ。外がどうなっているか分からない。食糧は少なく電気も水も何もない。
音を消すためにイヤホンを利用し携帯で電話しても
「あれからもう一時間は経ってるのになんで助けがこないの?」
「今携帯で繋いでいるけど繋がらない?くそっ?これだとここに残るしかない?」
頭を使え。
絶対に勝てない強者が弱者を狙おうとする時、弱者はどうやって生存率を高めその方法を考えれるか。
力で勝てないなら逃げるが勝ち。
正門は論外。あそこに大量のオルフェノクがいるのは間違いない。
柵を登って逃げる?人外過ぎて逆に追いつかれる。
俺たちは1時間話し合った。
自分達の納得のいくまで。
助けなんてこないことが分かった。
なら逃げ道は一つ。
俺たち二人の頭の中にある地図を共有しどうにかすること。
「みぃ〜つけたぁぁぁ?」
体育館の倉庫から出て俺たちは打開策を頭に叩き込む。
「走れ!俺が囮になる?待ち合わせは分かってるな?」
「うん!分かった?」
向かう場所は安全な場所。
大脳をフル回転させ高い判断力を維持させるんだ。
そうしなかったら殺される。


合流地点:高級ホテル
ここなら水はあるし、食糧がある。電気もあるかどうかは分からないが必要最低限の量さえあれば問題ない。
オルフェノクが襲いかかってきても高級ホテルには手榴弾でも壊れない鋼鉄のシャッターがあるから問題ない。
防衛システムでホテルは完全封
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