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始まりは突然に
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「ハァ…ハァ?」
ゴールデンウィーク5日前
俺と幼馴染の二人である怪物に追われていた。どうしてこんなことなったのだろうか。自分でも分からない。
灰にされる同級生。
「玲…怖いよ。死にたくないよ…!」
いるはずがないフィクションにいる怪物。それが目の前に実在している。信じたくないけど今目にしているこの光景は現実にしか見えない。が、それが実際に起きている。




「どうなってんだよ…こんなのおかしいだろ?何がどうなってんだよぉぉ?」





中学1年のころから後は俺は一人暮らしで生活していた。ロクに部活もできず買い物とか、洗濯物とかで色々忙しく家庭の仕事で苦労人だった。

俺の名前は田崎玲。
ごく普通の高校一年生のであり、この間入学して二週間ぐらいだった。
非現実的な日常が起こった一週間前に俺は高校一年生のゴールデンウィークについて電話で話し合っていた。高校の授業も本格的になり、5月による一週間休みが近づいてきた。
「ねー玲?夏休み何か予定ある?」
「無いけどどうしたんだ?」
俺と話している幼馴染の名前は沙織美香。
「一緒に海とかアニメグッズの買い物とかゲーセンとか一緒にいこーよー。」
「えーと…予定は。ああ良いよ。こっちも空いているから」
幼馴染だが、俺の彼女でもある。
なぜ俺に彼女がいて、付き合っているかは少し長くなる。
過去に色々深い事情があった。
小学校のころ
友達もおり、なに不自由なく暮らしていたそんなある日のこと、一人だけ疎外された女の子がいた。
噂によるとぼっちにされた女の子はなにやらその子の親の不倫関係で嫌悪されていた。でも、悪い人とは思えない。
俺が忘れ物をした時に

「こ、これ使ってください!」

俺はその子の優しさに少し興味を持ったからだ。
中学のころ
アニメが好きになってを見て友達と話したりして一人ではなかった。客観的なことも多く。あまり自分から仕事に突っ込まない主義だった。
彼女は小学校のころのクラスメイトに中学校でいじめられ小学校の頃の弱みにつけ込んで同級生は彼女を集団でいじめ、男子にもいじめられ扱いが残酷極まりなかった。
彼女の扱いは更に深刻になった。

誰も止めることはしない。
みんなソッポを向く。
新しく別の小学校の生徒も無視する。


彼女は自殺しようとし、俺はそれを止めようとしたが怒りの矛先が向けられた。

「何も傷ついてない貴方に私の何が分かるっていうの??」

この時俺は偽善だったのかもしれない。
助けたからなんだ?その子を助けたのは本当に救いたいからか。
俺は目的もないまま助けるどころか苦しませたのかもしれない。

集団によるいじめ。
その光景は服を剥がされ外に出られないような状態にさせられた。

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