始まりは突然に
[3/4]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た。
「隣の席で嬉しいよ」
「俺も嬉しいよ」
こうして、高校でこれから高校生活ライフが始まり、教材だの学校の規則や、施設見学だのをした。
「そういえばさ。家に落し物してたぞ」
「え?そうだった?」
俺の家から受験の時家に来て美香が家に帰る時忘れ物をしていた。
風呂に入ってた時に使っていた縦20cm横15cm暗記用の本を持っていた。
けれどその本にまさかパンツが何故か挟まれてるとは知らず、その子はみるみる赤くなってゆく。
「おーい…大丈夫か?」
「玲の…アホー?」
「なんでさぁぁ?」
俺は彼女に軽くすっ飛ばされた。
忘れ物渡してあげたのになんでさ。
家に帰ると受験に受かったお祝いにあるプレゼントを貰った。俺が小さい頃好きだった仮面ライダーカイザのベルトだった。
親父からの伝言。
いつも一人暮らしにさせて悪いな!お前好きだったろ?仮面ライダーカイザグッズ!仮面ライダー好きの俺からのプレゼントだ。
頑張れよ!
プレゼントもなにも年考えろバカ親父。
親父は海外からの仕事で忙しく母も一ヶ月に一回しか帰ってこれなかった。そうなったのは俺が中学1年の後期の頃だ。
前から親父が特撮ヒーロー好きであり、好きな仮面ライダーグッズを置いていた。
ならなぜ仮面ライダーカイザのグッズを小さい頃に渡さなかったのか。なぜ今更渡すのか。
その理由は
「俺も高校生ぐらいに久しぶりに特撮を見て懐かしさと憧れを感じたからな。それで好きになったわけだ。だから仮面ライダーカイザのグッズはまた高校になってからな?」
はっきり言わせてもらう。
訳わからん。矛盾しすぎてるわ?
そもそも憧れと好きは違うだろ?
でも小さい頃はよくヒーローものを見て、よく真似してやってたなぁ。今の年頃でやるのはきついな…
「いくらなんでもプレゼントが遅すぎるんだよバカ。俺の年考えろよな親父」
案外俺も親父と同じく似ているかもしれない。久しぶりに仮面ライダー調べてみようかな?
たしかこの仮面ライダーが出てくるシリーズって…
次の日
「ギリギリセーフ?」
「遅すぎるよ?」
仮面ライダー555のDVD見まくって寝坊したぁぁぁぁぁあ?こんなに特撮面白かったっけ?
劇場版のも見てしまっただろ!
「今日は荷物検査するぞー」
この学校には週に1回の荷物検査をしており、携帯は没収されないが知り合いの話によると先輩は漫画、ゲームなどを没収されたそうだ。
俺のカバンの中にそんな不要物を持っているわけ…SMARTBREINのケースが入っていました。
何であるんだよ??
荷物検査をされたらかなりヤバイ。そういえばポイッて置いたっけ、まさかその置いた場所ってカバンの中。んで遅刻しそうだからそれごと持って行ってしまっ
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ