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機動六課制正式稼働から数日、時間が空いたのでヴィータと一緒に訓練の見学に出てきた。
見ると丁度一息ついた所なのか、新人4人となのはが座って休憩している所だった。
「おす、どうだ調子は?」
「あ、よしくん、うん悪くないよ」
「なのは、よしくんは止めろって、何度言わすんだせめて、仕事中だけでもだな」
何時もの呼び方に苦笑していると
「あの、なのはさんと八坂三尉って?」
「幼馴染だよ、実家が隣同士なの、同級生だしね」
スバルの言葉に、いっせいに良彦を見る新人4人、そして
「「「「ええーー!!」」」」
「息のあった叫びだな、お前ら」
「全く、それにまだ体力が余ってるらしいな」
4人の驚きに、ヴィータ、良彦が答え。
「八坂三尉って、僕と同じ位の年齢じゃないんですか?」
「てか、どうみても小学生ですけど」
「私もあまり変わらない年齢かと…」
「ありえない、どうしたらそんな」
エリオ、スバル、キャロ、ティアナが呟きや問いを発する。
「これでも今年19だ、色々事情があってな、そういうもんだって納得しとけ」
「よしk…良彦三尉が同じ年齢なのは本当だよ、今度昔の写真見せてあげる」
「あ、なのはそれあたしにも見せろよ、こいつ見せてくれねーんだよ」
「良いよ、ヴィータちゃん」
と、まぁ、軽い会話をした後で、良彦が本題を切り出す。
「そだ、なのは一寸スバルとエリオ、この二人と1対1で模擬戦軽くしてーんだけど、少し平気か?」
「ん…そうだなぁ、二人ともいける?」
「はい、大丈夫です!」
「僕もいけます」
良彦となのはの問いに、立ち上がりながら答えるスバル、エリオ。
それを聞いて、楽しそうに微笑む良彦、訓練場の一角で、二人と対峙する。
「そんじゃ、スバルからな…ヴィータ、なのは審判頼む」
「おう、任せとけ」
「うん、判ったよ」
「おねがいします、八坂三尉」
「あー、名前で呼んでくれ、スバルだけじゃなくて皆な、苗字はあんまりなれてないんだ」
「はい、良彦三尉」
「おし、んじゃいくか、ゼピュロス」
『了解、セットアップ』
青い光りに包まれ、青のジャケットにズボン、両腕は無骨なガントレットに包まれる。
「良彦三尉って、ベルカ式、しかも無手なんですか…魔力光も私と近いし」
「ん、まぁそうだな、魔力光は偶然だろうけど…無手だぞ、ほれこい」
お互いに構え、向かい合い…弾ける。
「はい、行きます…せやぁぁぁっ!」
ローラーブーツを軋らせ疾走し
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