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鉄槌と清風
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 引き起こしたエリオの背中、埃を払う。

 「あ、はい…一瞬で良く判りませんでしたけど、大丈夫です」

 「はい、エリオ君これ」

 キャロがエリオにタオルとスポーツドリンクを差し出している。

 「さて、エリオは速度はいう事ない、ストラーダに振り回されぎみなのと、やっぱ攻撃が真っ直ぐ過ぎるな」

 そういって、ヴィータが差し出したスポーツドリンクをあおり。

 「で、質問はあるか?」

 と、問いかければ

 「はい、良いですか良彦三尉」

 「ティアナか、なんだ?」

 「スバルもエリオも攻撃するとき、一瞬動きが鈍くなった気がするんです、それとスバルのバスターを消したのって?」

 「どっちもさっき言った希少技能の効果だな…いいか」

 と、『凪』に関する説明を新人にし始める、色々な意味で驚く4人、ヴィータとなのはも改めて聞けば、魔法制御の精度にはやはり驚かされる。
 一通り話した後、4人の反応はといえば

 「要するに、一種のAMFって事ですよね、自分の魔法は通す」

 「しかも、ある程度の距離でこっちの動きを鈍らせる」

 「それで、振り抜いたとき違和感があったんだ」

 「えと、それ…どうにか破れるんですか?」

 ティアナ、スバル、エリオ、キャロはこんな感じで、キャロの問いに。

 「俺的に一番相性が悪いのは、此処だとなのはとティアナだな…遠距離から大型砲撃食らえば落ちるぞ」

 「近距離だと、どうしたら?」

 「反応しても動ききれない速度か、威力、どっちかがあればあっさりだな、実際…シグナムとシスターには負け越してる」

 エリオの問いに答え遠い目をする。

 「そうだな、折角だからもう一戦だけいいか今度は2対2、スバル、エリオ対俺とヴィータ…目的としては、コンビネーションの有用性を知ってもらうって事になる」

 「んなの、こいつらもわかってるだろ流石に」

 「頭で判るのと実際体験すんのじゃ別だろ」

 「つか、二人は…やる気満々らしいな」

 「「はいっ」」

 スバルとエリオは既に立ち上がり、準備している。

 「ほれ今日の夜ヴィータの好きなもん、作ってやッから早く準備しろ」

 「うっせ、わーったよ、アイゼン…夜は、ステーキだかんな、良彦」

 『了解、セットアップ』

 「あいあい、ほれいくぞ」

 青の騎士甲冑の良彦、赤の騎士甲冑のヴィータが並び、スバルとエリオもデバイスを構える。

 「それじゃ、はじめっ」

 なのはの掛け声に、4人が動く。

 スバルはウィングロードを展開し、ヴィータへと向かう。
 エリオは噴射による突進はせず、掛けて良彦へ。

 「なるほど、疾走中に消され
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