第34話 知りたくなかったこと
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が爆発した。
「かっは――!」
「ぐは…っ!」
月花は地面に転がり、その拍子に変身が解けて咲に戻った。
「う、く……ゲホッ」
自爆戦法。それしか白いアーマードライダーを退ける方法が思いつかなかった。我ながら神懸かったタイミングで懐に潜り込めた。
咲は未発育の胸と腹を押さえた。思った以上のダメージだ。
だが無駄ではなかった。咲と同じく胸部にダメージを受けた白いアーマードライダーもまた、その変身が解けていた。
戦極ドライバーを装着したスーツ姿の男が、その場でよろめいている。
「――兄、さん――」
龍玄が呆然と呟いた声は、男には届かなかったらしい。男は数歩下がり、背中を向けてこの場を走り去った。
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