第十三話「兆候 ~sign~」
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は!考えましたね」
「でしょう?ほんの一ヶ月程でしたが、自慢の教え子の一人ですよ」
一方で剣呑な睨み合い、もう一方ではほんわかした空気に包まれている管制室をよそに、試合は佳境へと入る。
「貧弱貧弱ゥゥゥ!!どうしたアルヨ、天才(爆)様ヨォ!!」
「こんのお!!」
「はい、隙ありネ」
瞬間加速を使って鈴の背後に回った千夏だったが、それすらも予想されていて鳩尾に蹴りを叩き込まれ、斬りかかった『双天牙月』を受け止めるが、伸びた『双天牙月』によってアリーナの地面に叩き込まれる。
「さて、これでフィナーレネ!」
『白式』の装甲に刺さった『双天牙月』をグリグリと抉って、地味にえげつない方法でシールドエネルギーを削っていたが、残り少ないと判断した鈴は一度抜いて、振りかざす。
しかし、その刃は振り下ろされることはなかった。
「んなッ!!」
ズドォォォォォオオオオオオォォォォン!!
ナニカが、アリーナのシールドを破って、乱入してきたからだ。
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