第三十一話
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矢部・あおい
「えっ?」
聞き慣れない名前に思わず視線を移す2人
虹太郎
「はじめ、今は…七橋だから」
はじめ
「あ、悪ぃ。でも、野球続ける気になったんだな。良かった」
虹太郎
「うん、お前にも心配掛けたな。今はファーストとして頑張ろうと思ってる」
あおい
(うん?『今は』?)
何か引っかかったが、話の腰を折るのも悪いので、あおいは言葉を飲み込んだ
矢部
「申し訳ないけど話戻すでやんす。はじめ君、野球同好会の為に力を貸してくれないでやんすか?」
はじめ
「うーん、潮見達もいるし、東雲の時みたいに楽しくやれそうだが…」
しばらく考え、はじめは遂に
はじめ
「条件が3つある。まず、期限までに同好会が成立しなかったら、俺も抜ける。次に、部に昇格してからで構わないし、俺の実力だけど、一番ショートで打たせてもらいたい。最後に…」
そこで一呼吸置いて啓一を見ると
はじめ
「潮見、久々に10球勝負やりたいんだが?」
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