第三十五話
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に袖に仕込んである針を投擲します。躱されると思っていた針はそのまま師匠に刺さり、師匠は鏡の様に砕け散った。
「ニトクリスの鏡。どこに」
「こっちこっち」
声がしたのはちょうど反対側でカメラを構えたままの師匠、隣にいる茶々丸さんは集音マイクをこちらに向けていました。
「親子そろって大事な瞬間を記録してやってるんだ。怒るな怒るな」
「そう言えばケルベラスの時も撮られてたな」
「アレは恥ずかしかった」
「ちなみにアレのオリジナルはまだここに。なんなら鑑賞会でもやるか。ここにいる全員の恥ずかしい映像100連発ーーもないな。精々70位か」
そう言いながらもテキパキとデッキやらを用意し始める師匠。止めなければいけないと思うんだけど、このままでもいいかと思う自分がいます。
まあ、このままでいいですか。まわりの皆さんも楽しそうですし。それに............もうちょっとこのままで居たいですし。
side out
side unknown
ふふふ、初めて会った時は驚いたが着々と成長しているみたいだね。
この調子ならあと一年もかからないだろう。
まったく彼という存在には呆れるね。
だからこそ彼には役目を果たしてもらわないと行けない。
それが彼の運命だ。
楽しみだね。あんな願いと引き換えに彼は運命に縛られてしまったんだから。
side out
side レイト
時間が更に減ったな。だが問題等無い。準備は既に万全。色々と細工をしているようだがオレに勝てるかな。人の想像力には驚かされるばかりだがな。特にチウちゃん。おかげで懸念事項も解消する事が出来たからな。どうなろうがオレの勝ちは動かない。
あれ?なんでオレとキティの本契約の時の映像が混じってんだ。まさか茶々丸がやったのか!?ガイノイドなのに反抗期なのか。すげえな、ほんとに。う〜む、ということは他の子達にも反抗期が来るのか?ベースが存在するのは大丈夫だとしても30人は反抗期が来るのか。葉加瀬は新たな生命を創造してしまったのか。さすが麻帆良。
side out
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