TURN120 エイリス王家その四
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「エイリス、オフランス、ドクツの三国で」
「差がかなり縮められていたよね」
「はい、あれだけの植民地を持ちながらも」
先の大戦の前でだ、そうなっていたのだ。
「そして大戦の後は」
「ガメリカに押されてね」
「あの国は国内に多くの資源と人口がありますが」
そのせいで発展している、だがそれでもだった。
「あの国やソビエトにも押されてきていました」
「植民地を持っていない国にね」
「そして今も
「太平洋諸国にね」
敗れ続け今に至る、植民地のない彼等にだ。
そこまで聞いてマリーは感じた、時代の推移を。
そしてだ、こうも言うのだった。
「じゃあそういうことをもっと見たいから」
「では」
「ネルソン、また宜しくね」
「喜んで」
ネルソンはその知的で洗練された仕草で一礼して応えた、そしてであった。
マリーも枢軸軍に参加した、その際だった。
日本軍の艦艇を見てだ、こうネルソンに語った。
「ねえ、僕思うんだけれど」
「艦艇のことですね」
「今のマリーポッポって攻撃力は殆どないからね」
だからだというのだ。
「日本軍の戦艦とかの方がいいかな」
「そうですね、マリー様の場合は」
ネルソンはマリーの指揮官としての適性を考慮してこう答えた。
「大型空母の方がいいでしょう」
「機動部隊ね」
「はい、そちらはどうでしょうか」
「そうね、それじゃあね」
こうしてだった、マリーは機動部隊を己の艦隊とすることになった、そのうえせ戦線に向かうのだった。
マリーが枢軸軍に加わった頃枢軸軍の太平洋及び中南米とインド洋の国家と提督達はスエズに向かっていた、その中で。
南雲は小澤が今乗る巨艦を見てだ、こう柴神に言った。
「本当にでかいね」
「この氷山空母ですね」
「ああ、最初見た時から思ってたけれどね」
「大きいだけではありません」
小澤は南雲にこうも返した。
「艦載機の数もです」
「そっちも相当だね」
「これだけの数の艦載機があり」
そしてだというのだ。
「防塵設備も整っていますので」
「スエズでも戦えるね」
「その通りです」
「そうだね、ただね」
ここでコーギーが言って来た。
「北アフリカはスノーさん抜きになるよ」
「だからソビエト組自体が参加していないんだね」
南雲も言う。
「あまりにも暑いと溶けるから」
「北アフリカだけは駄目にゃ?」
「他の星域はいけるみたいだよ」
そこは大丈夫だというのだ。
「北アフリカだけは駄目だってね」
「溶けるんだにゃ」
「溶けても冷やせば戻ってもね」
そうだとだ、南雲はアストロ猫に答える。
「北アフリカ戦だけは参加出来ないんだよ」
「わかったよ、それじゃあ」
「だからスエズ方面はソビエト軍自体が抜きでっ
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