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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第43話 ライトニング潜入
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しかしそれでもごちゃごちゃにバラついたデータはまだまだ大量にあり、見ただけでやる気を失うほどの圧倒的な量がエローシュの前にあった。
『クレイン・アルゲイル博士のバリアアーマー概要………要らねえか』
『良いのか?一応バリアアーマーの情報はこれから先、必要になっていくかもしれないぞ?』
『それよりも先ずは真白ちゃんの親父さんのデータを探すのが先だ。気になった奴を片っ端からキープしてたらファイルが直ぐに満タンになっちまうよ』
そう、エローシュが第一に探していたのは真白の父親の足取りだった。
真白リク。
真白が母親から聞いた話だと魔法世界の科学者である事は確認が出来ていた。六課に来る前に写真も見せてもらい現在真白が持っている。
『畜生、結構違法研究のデータもあるんだが、真白ちゃんの父親が関わっているデータが中々見つからないな………』
『処分できない以上、地道に探すしかない。文句ばかり言うな』
『うるせい………」
エクスに小言を言われ、不機嫌になりながら捜索を続けるエローシュ。
『ん?新しいデータだな………ん?これは………!!』
『どうしたエローシュ?』
『これ………』
そう言ってエローシュがエクスに見せたデータは街中に設置されていたカメラの映像の一部分だった。
『映像だな………』
『この映像の端っこ、今は封鎖されている筈の地下通路の方に降りていく人影!!』
『人影………これは、バルトマン・ゲーハルト………そしてその隣には………』
『ああ、まさかこんなラッキーな事があるとはな………』
バルトマンの隣に写っているフードの男、不意に見えた一瞬をエローシュは見逃さないでいた。
『真白リク………』
「お父さんが!!」
「ああ、昨日偶然に写っている写真を見つけた」
その次の日の学校での昼休み。
いつもの様にライトニングのメンバーと地球で生活している千歳夏穂と小岩井佐助、そして優理とリンスが一緒に固まって食事をしていた。
「ねえエローシュ、レイにも相談しようか?」
「いや、零治さんは無闇に動かない方がいいよ。零治さんがまた黒の亡霊で動いたら大騒ぎになるし、そうなるとまた雲隠れされるかも………そう考えたら出来れば俺達だけで探した方が良い」
「だけど今日も訓練よ、探す時間なんてとても………」
「俺と真白ちゃん、それとエリオは俺と一緒に地下に潜る。ルーちゃんとキャロちゃんは俺達3人は学校の用事で遅くなるって言っておいてくれ」
「えっ、でも………」
「はっきり言って地下だとルーちゃんのガリューはともかく、フリードは屋内の戦闘には向いていない。何があるか分からない以上、危険だ」
「そうね………」
そんなエ
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