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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第43話 ライトニング潜入
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「なあ、最近スターズの皆、かなり気合い入ってるよな?」
「そうだね………何か前以上に仲も良いし………」

昼食時、ライトニングのメンバーで固まっていたエローシュ達5人は今もなのは、ヴィータ、ヴィヴィオを含めた8人で食事しているスターズの席を見ながらヒソヒソと話していた。

「何かあったのかな………」

少し羨ましそうな顔で呟くキャロ。

「だけどあの女性陣の中で普通に食べてるバルトさんが凄い………」
「エリオは囲まれただけでアガっちゃうものね………」
「そうでも無いよ。最近じゃ普通に話も………あれ?ルー怒ってる?」
「うるさい」
「?」

そっぽを向くルーテシアの態度がよく分からなかったエリオは不思議そうな顔をした後、再び食事に戻った。

「………段々レイ兄っぽくなってきたなぁ」
「キャロも相当だと思うよ?」
「えっ、どういう事?真白ちゃん?」
「ううん、まだ気にしなくていいと思う。キャロちゃんはこのままで良い」
「??」

真白の言葉の意味がよく分からないキャロはエリオと同じ様に不思議そうな顔をした後、食事を再開した。

「全くこの2人は………」
「何の話をしているの?」
「フェイトさんの今日のパンツの色は………痛っ!?」

そう叫んで痛んだ足を見てみると、隣に座っていた真白が笑顔でエローシュの足を踏んでいた。

「何すんだよ真白ちゃん………」
「信也くん、セクハラは犯罪だよ!」
「何を言っている。俺はセクハラなんてしていない。俺はただ単にパンツの色を聞いて、その姿のフェイトさんを想像してだな………」
「「「変態!!」」」
「ありがとうございます」

実に満足気にそう答えるエローシュ。

「エローシュにとって誉め言葉なんだ……」

そう呟くエリオの隣にフェイトが座った。

「………で、フェイトさん 。今日の下着の色は!!!」
「えっ?ピンク………だけど?」
「ピンク………!!!」

フェイトを見て悶え始めるエローシュ。

「大人のフェイトさんに少々可愛らしいピンク色の下着………そのギャップが男をそそる!!!」
「コイツ、本当に同級生?」
「それはみんなが不思議がってるよ」

ルーの問いにエリオが答える。

「ほら、何時までもバカな話をしてるな。エローシュ、今日のお前は訓練の量、皆の5倍だ」

隣の机から注意してきたシグナム。そしてそのついでに大きな爆弾を投下していった。

「えっ?何でそんなついででかなりでっかい爆弾発言しているんです?」
「貴様の歪みきった煩悩、消し去ってやる」
「いやいや、その前に力尽きますよ確実に………」
「心配するな、不本意ではあるが、台車に入れて医務室まで運ぶ」
「せめて担架で運んでくれませんか………?」

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