暁 〜小説投稿サイト〜
少年少女の戦極時代
第20話 Shall we dance?
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

「ごめんね。あいつは今日バイト探しでさ。本番は絶対観に来るって言ったから」
「よかった」

 光実は震えた。季節とは関係なく、何となく。舞と咲のやりとりの中に薄ら寒いものがあった気がしたのだ。

「――ねえ、ヘキサ。もしかして咲ちゃんって、紘汰さんのこと……」
「えっ? ――そ、そんなこと、ちっとも言ってなかったけど。咲、そういうの、かくさないから」

 無自覚か、光実の勘違いか。後者であってほしいと光実は切に願った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ