第五章
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たシートがある。
俺はそのシートを見ていた。それ以外は何も見えてはいなかった。
「見てろよ」
俺はそのシートにいるあいつに声を送った。
「今日は御前の為に歌うよ。御前の為だけにな」
演奏がはじまった。俺はマイクを握った。
そして歌った。あいつの為に。他の誰の為でもなくあいつの為だけに。その日の歌は全てあいつの為だけに歌った。何もかもを忘れて。
星屑のステージ 完
2006・11・16
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