暁 〜小説投稿サイト〜
星屑のステージ
第五章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
たシートがある。
 俺はそのシートを見ていた。それ以外は何も見えてはいなかった。
「見てろよ」
 俺はそのシートにいるあいつに声を送った。
「今日は御前の為に歌うよ。御前の為だけにな」
 演奏がはじまった。俺はマイクを握った。
 そして歌った。あいつの為に。他の誰の為でもなくあいつの為だけに。その日の歌は全てあいつの為だけに歌った。何もかもを忘れて。


星屑のステージ   完


                 2006・11・16

[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ