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Ghost trick
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…!」

「化け物だ!!」

『邪魔すんじゃねぇよ』

すると、フードの中から見える黒い瞳が、ギラリと不気味に光った。

「何だ、こりゃ!?」

「一体、どうなって…!?」

それと同時に、数人の船員が、ふわりと浮き始める。


そして…







「船長ー!!」

無気力に、船から落ちて行った。

『アハハハハ。頑張れ〜(笑)』

手摺に両肘を着き、海に落ちた船員達を眺める。

船長「野郎共!殺っちまえ!!」

命令を聞くと、船員達は一斉にムウマを襲う……。












『あんま、良い気分じゃないね』

しかし、その攻撃もあっさり破られた。

『お前等も一緒に落ちな』

そして、同じ様に船員達を海に放り投げた。

船長「ヒッ!!」

『後は、お前だけ(妖笑)』

先程まで騒がしかった甲板は、一気に静けさを増した。









『じゃあね〜。船長』









そして、甲板には、ムウマだけが立って居た。

『<麦わらのルフィ、懸賞金3億B>か…』

船内を派手に荒らしたムウマは、船長室から最近の新聞を熱心に読んでいた。

『って事は、2年前の話か…』

神様「何、熱心に考えてんの?」

すると、またひょっこりと彼女の前に現れた神様。

『シャボンディまで行ったのかな〜』

神様「何かあんの?」

『そりゃ、ベポちゃんとか、チョッパーを拝むんだよ』

神様「俺は拝まないんだ(ガーン)」

少し残念そうに、肩を落とす神様。

『それに、キッドの旦那とか、ローとか…その他モロモロに会えるしね』

今から待ちきれない様子のムウマだった。

to be continued


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