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とある魔術の超電磁砲
イノケンティウス

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「ボワー!」
炎の巨人はゆっくりと近づいてくる。一歩、歩くごとに周りにあるものが溶けていく。
離れていても分かる。熱い、ステイルから氷馬まで大体15mはある。それなのに熱さが伝わって来る。
いや、熱いと言う限度を超えている。あんなのに近付いたら一瞬で溶ける。いや、消えてなくなる。
「いけ、イノケンティウス、奴を消せ。」
命じられ、イノケンティウスは動く。と言うより炎を吐き出す。
吐き出された炎は周りにある、物、全てを溶かし、焦がす。そして、一直線に氷馬の元に来る。
「く、」
氷馬は能力を使い氷の壁を作り出し自分の身を守る。だが、
パキ、ビキ
さっきまでステイルが使っていた炎をとは桁が違った。氷はどんどん溶けていく。
「あ、そう言えばいい忘れたけど。」
ステイルは自慢げに言う。
「イノケンティウスの温度は3000度だ。そんな氷の壁じゃあ、なんの役にも立たないよ?」
氷の壁は溶け、跡形もなく消えていく。氷馬も新たに氷の壁を作り出す。
だが、これでは時間の問題だ。いずれ、氷が溶け、氷馬という、存在を消す。
どうすればいい、このままだと殺される。
ステイルに勝つ方法はある。だが、この力を使えば周りの人、全員に迷惑をかける。下手をすれば死人が出るかも
しれない。だが、氷馬か負ければライラは回収される。それだけは
「嫌だ!」
氷馬は決心した、あの力を使う事を、ライラという女の子を助ける為に
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