第20話 俺たちが住む屋敷
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後でいいので、とりあえずアリスをベットで寝かしてあげよう」
「わかりました」
南西の館の1階にはキッチン、食堂、客間、サロン、風呂場があり、10畳ほどの部屋が2つある。2階にも同じく10畳ほどの部屋が4つあり3階全部が1つの部屋になっている。
3階は主人の部屋で2階がメイドの部屋、1階が騎士の部屋になっている。
3階のアリスの部屋に入ると豪華な部屋だった。
でも俺ならこんな広い部屋で1人はちょっと寂しいな。
アリスをベッドで寝した俺たちは1階のサロンで今後のことを話し合った。
「メイドをどうするか考えないといけません」
ん、メイドならここに2人いるだろうが。
俺は2人の魔人メイドを見ると
「シヴァはそれなり業務をこなせるみたいですが、イフリートの方は……」
やはりイフリートではだめだったのか。
「なんで、あたいはちゃんとしてたじゃない」
「フッ」
イフリートのアピールをはなで笑うシヴァ
「ああん、あんた、あたいに喧嘩を売っているわけ」
「いえいえ、あの1ヶ月のメイド修行でちゃんとできていたなんてチャンチャラおかしいですわ」
「きぃぃぃぃ」
「フン!」
「2人ともストップ」
とりあえず2人なだめる俺。
「でも……」
「イフリートにも、もちろんメイドとして頑張ってもらうから」
嬉しそうにうなずくイフリート。
美人で綺麗なイフリートだがこういった表情が可愛くみえる。
ギャップ萌えだな。
イフリートのことは置いといて、セシリアに顔を向け
「どうしたらいい?」
「最後の手段ですがメイド科か執事科の生徒を臨時で雇うのはどうでしょう」
「それしかなさそうだね」
「メイド科の教員に知り合いがいますので条件に合いそうな子を選んでいただき大尉が面接して雇うか決めてください」
「セシリアは一緒に決めてもらえないのか」
「申し訳ありませんが、明日にはイングランドに戻りますので」
「そうか……すまないが手配のほうだけお願いする」
「はい、わかりました」
2時間ほど話をしたあとアリスが目を覚ましセシリアと魔人2人とアリスの4人でお風呂に入りに行った。
俺は1人寂しく剣術の稽古を始めた。
1時間半後お風呂から出た4人と交代で俺も風呂に入り10分で出た。
夕食後5人でトランプなどで遊んだ。
簡単なババぬきをしていたのだがアリスがババを持つとすぐにわかる。
同じようにイフリートもすぐに顔に出る。
そんな2人を見ているとなんだか微笑ましい。
アリスがウトウトしだし
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