第一話
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「…………それで、話ってなんだ」
「…………ああ、その先輩からの連絡なんだが、どうやら宇宙犯罪者の何人かはこの学校にいるらしい」
「………え!?」
「やはり冬二の学校に転校して正解だった」
「……………………」
「さあ、これから忙しくなる、まずはこの学校を案内してくれ。」
そう言って校舎に戻ろうとする彼女を見つつ、俺は考える。
本当にこれからはアニメやゲームのことが頭に入らなくなるかもしれない。
なぜなら、アニメやゲームで起こる出来事が、現実になりそうだからだ。
そういえば、この非日常を世話すると決めたとき、彼女に言わなかった理由が2つある。
「ほら、早く行くぞ冬二」
「お、おい春香!」
1つは彼女……春香が見ず知らずの自分のために祈ってくれる心優しい子だったこと。
もう1つは………
「よろしく!おにいちゃん!」
彼女の笑顔がとても可愛かったから。
第一話 おわり
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