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『曹徳の奮闘記』改訂版
第十二話
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「それでもです。それに貴方の部下になってみたいんです。加えてくれませんか?」

 ……まぁいいか。戦力が増強されるんもいいしな。(てか曹操の兵力が減るけど別にいいか)

「……姓は王、名は双だ。真名は長門。よろしくな」

「は、はいッ!! 私の真名は凪です」

「ウチは李典や。真名は真桜や」

「私は于禁で真名は沙和なの」

 俺は三人と真名を交換する。

「王双殿。私も客将として加えては下さらんかな?私も貴方に少々興味を持ったので」

「いいのか趙雲?」

「はい」

「そうか。ならよろしくな趙雲」

 ………まさかの趙雲ゲットですッ!!(`・ ω・´)

 そして、俺達は新たな戦力を加えて南陽に帰還した。





「ハアァッ!!」

「と、わっと」

 俺とクロエは只今鍛練所で訓練中。

 理由は俺にクロエのテイルズ技を教えてほしいためなんだよな。

 流石に袈裟斬りとかだけはなぁ……。

 というわけで、二人で木刀を持ってやってるわけ。

「これが幻晶剣だ」

「こうか? ハアァッ!!」

 回転しながら剣を振り回す。

「そうだ。それが幻晶剣だ。それにしても上達が早いな」

「なぁに、クロエの指導が良いんだよ。な、クロエ師匠」

「ク、クロエ師匠だとッ!! むぅ……中々良い響きだな」

 ……何か意外と気に入ってるな。

「もう昼か。クロエ、メシでも食べに行こう か?」

「うむ。そうしよう」

 俺とクロエは片付けて鍛練所を出た。








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