44部分:43:誓いの形
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
本人と変わらないんだろ?」
「まぁ、そうだけど、でも老化とかしねーぞ?」
「それもあんま問題じゃないな、この身体も老化遅いらしい、遺伝子異常なんだってさ」
「…そ、か…でも、其処まで言うなら何で今結婚じゃねーんだ?」
「それな、俺も考えたんだけど、少し先にでかい事件がありそうなんだ、それを解決してからの方が安心できると思ってな」
「でかい事件、てなんだ?」
「まだ秘密だ、ただ…はやてが隊長になって部隊が作られるだろ、それが事件対策の部隊だ、これも秘密だから言うなよ?」
「判った…んじゃ、その事件が終わったら、そ、その…けっこん、か?」
真っ赤になりつつ上目遣いで聞いてくるヴィータ。
「俺の予定では、そうなってるけど、嫌か?」
「ばーか、嫌なわけねーよ、ただ結婚とかは考えて無かったから、その…嬉しいんだよ!」
何故か逆切れし、叫ぶヴィータに、静かに手を伸ばし、頭を撫で。
「そうか、俺もそういって貰えて嬉しいよ」
すっと手を取り立たせ、引き寄せる。
「これからも、よろしくな…ヴィータ」
「こっちこそな、良彦」
引き寄せた小さな身体をしっかりと抱きしめ、二人の影がゆっくりと重なって行く。
と、いう事が合った翌日、筋は通さなければという事で、八神一家へ挨拶に出向いた。
はやてには祝福と共にからかわれた。
シグナム、シャマルはヴィータがやはり先になったか、と納得され、シグナムには益々の稽古という名の模擬戦を約束させられ。
シャマルにはブーケをくださいね、とか言われた。
リインフォース達は二人とも祝福と共に、アインはマスターはこういう事では動きが遅いといわれ。
ツヴァイには、ヴィータちゃん、長く待ってたですよ、といわれた。
ザフィーラは、言葉少なく祝いを述べ、ぽんといつもの用に肩を叩くだけだった。
この間、良彦もヴィータも真っ赤な顔で、恥ずかしそうであり、嬉しそうであった。
あと、これからはヴィータが良彦のマンションで生活するのが基本になり、休みのあったときや、皆が集まる時は八神家にもいく、そんな感じに決まった。
更に、もう一本の筋…高町家へも、報告へ出向いた。
士郎は、驚いていたが納得し、祝福を述べてくれた、さらにこれまでの修行と守るものに対する意識をもったならば、と…『音貫き』の使用を許可してくれた。
実際暫く前から身体的には大丈夫だと思っていたらしいが、精神的に無理をしないか迷っていたらしい、今回の一件で無理はしないだろうとの判断だ。
桃子は素直に祝福というより、やはりヴィータを待たせていたことをチラッと言われたが、日本で結婚できる年齢にけ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ