『第十九話』 〜夜中の再開〜
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
をつかめないから、果たすことが出来ないから嫌でも手にしなければいけなかった負の力。そう。【ヤツラを殺すために】手に入れた力。
「しかし、なのはを砲と例えるならフェイトは剣。どっちが不利かというと明らかになのはだな」
なのはは不利と悟り、距離をとり、
「あんたがあそこに加わるとどっちから叩く?」
[『ディバイン バスター』]
ピンク色の砲撃を撃つ。
[『サンダー スマッシャー』]
それに対抗するようにフェイトも黄色い砲撃を撃つが、
「お願い! レイジングハート」
[了解]
なのはがそう言うとなのはのディバインバスターがさらに威力を増す。だが、俺はアルフの質問に、
「当然フェイトだな。速度と攻撃を兼ね備えられたら怖いからな。それに戦闘経験はフェイトの方が上。だがなのはも成長してるようだ。あと数日実戦を交えれば分からなくなる」
そういっていてると、俺の予想で通りフェイトがなのはのディバインバスターを回避してバルディッシュの鎌をなのはの首に当てる。
「勝負あり。勝者フェイト」
「………まけ……た?」
「……勝った」
すると、レイジングハートからジュエルシードが一個放出され、バルディッシュに吸収された。
「う〜負けちゃったよ〜」
「残念だったね」
その光景を下から見ていた俺は。
「アイツ等はもっと成長する。だが、戦場には出てほしくないな」
二人の成長に嬉しさもあるが、同時に二人の力を争いに使われると思うと悲しくなる。
「でも、あの子たちにとってはいいライバルになるんじゃないのかい?」
「僕もそう思うよ」
「忘れてるだろうが、二人とも敵同士だろ?」
「う〜ん。そうなんだけど何っていうかさ」
「怨めないんだよね」
「おまえ等にとっても好敵手といったところか。さて、二人のところに向かうか」
そういってなのは達の元へ行くと、なのはが、
「お疲れ、二人とも」
そういって服の中から取り出したアク○リ○スをとりだし、二人に渡す。いつ買ったかって?気にするな、気にしたら負けだ。
「う〜、負けちゃったよ……」
「敗北も経験だ。その悔しさをバネに強くなればいい。だが、限界以上はするな。怪我の元だ」
なのはの頭をなでながらアドバイスといっていいのだろうか。ありきたりの言葉を言う。
「フェイトもお疲れ。最後の回避には驚いた」
「ありがとう」
そういってなのはと同様にフェイトの頭をなでる。
「やったね! フェイト!」
「ありがとう。アルフ」
「ご
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ