三話『最強と天災さん後篇』
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ォーマット)も最適化処理してないぞ!!」
『あー、それなら喋っているうちにやっておきました。ハイ』
「マジ!?」
『ぶっ、その顔なんですか。あぁ、カメラ機能が有れば撮っていたのに…。』
「とらなくてよろしい」
そんなこんなで、エネがやっておいてくれてたお陰で、ちゃんとした模擬選が出来るようだ。
模擬戦の相手は、簪だった。少し意外だな、俺的には、刀奈が来ると思っていたから。
「ちゃんと使っていてくれたんだな。そいつ」
「うん。この子、打鉄二式は、思い出の子だもん」
「そっか」
簪のIS『打鉄二式』は、刀奈と簪が喧嘩したころに制作していたISだ。あんときは、大変だったなぁ。
『20カウントで、スタートする。両者前へ』
放送室に居る、千冬さんから指示が出る。
20...
19...
『樹希さん、頑張って』
18...
「あぁ」
俺は、エネの言葉に答える。
17...
16...
15...
14...
俺の中の神経が、静かに鋭くなっていくのがわかる。
特殊部隊の時に行ったドイツの同じだ。
13...
体が軽い、
12...
ようやく、簪も目つきが変わった。
11...
10...
俺は、ランス二本をコール、
9...
簪は、薙刀<夢現>をコール、
8...
7...
視界に簪しか映らなくなった。
6...
5...
4...
3...
2...
1...
0...
『始め!!』
「うぅおおぉぉぉぉぉ」
「はあぁぁぁぁぁぁぁ」
お互いのランスと薙刀が激しくぶつかり合った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
同時刻、とあるビルの上で
「うふふふふ、始まった♪たっくん、その子扱うの大変だから気を付けてね」
そう呟いた、ウサミミメイド服の女性。すぐにもう一言呟いた。
「大変な事を背負わせてごめんね。私の大好きな弟」
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