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魔法超特急リリカルヒカリアン
無印編
第三話
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そして、のぞみ達は卓球場に行くのであった。
だが、その途中で・・・

「あらあらあんた、この前うちの子をあれしちゃってくれた奴らじゃない。」

なのは達三人とミナヨがオレンジ色の髪の女性に絡まれていた。

「こら!何だお前は!!」

早速、ひかり隊長が女性に注意した。

「女の子に絡むとは、どう言う積りだ!」

すると、女性はヒカリアンが現れた事に驚いたのか目を丸くした。だが、直ぐに表情を笑顔に変えて言う。

「いやあ、ごめんごめん。勘違いだったみたいだよ。」

そして、女性は去って行った。

「何だったんだ、今のは?」

「酔っ払いじゃないの?」

テツユキが首を傾げているとアリサが言った。

「とりあえず、卓球やろうか。」

すると、のぞみがそう言ったので、一行は卓球場に向かった。




卓球場に着いたのぞみ達はとりあえず、トーナメント制の試合を行った。なのはは運動が苦手なようでミナヨちゃん相手に初戦敗退、一方でのぞみとテツユキ君はいい勝負をした。
そして、決勝に勝ち残ったのはひかり隊長とすずかである。

「それ!」

「うおっ!?」

すずかはかなり運動神経が良いようで、ここまで圧勝だった。今もこの中では最年長であるひかり隊長がかなり苦戦している。そして・・・

「ああ!負けた!?」

「やったー!!!」

結果は何とすずかの優勝だった。

「すずかちゃん凄い!」

ミナヨちゃんやなのは、それにアリサがすずかを褒めたたえた。一方、のぞみとテツユキ君はひかり隊長を慰めている。

「い、いい勝負でしたよ。隊長!」

「そ、そうそう。落ち込む事無いって。」

そして卓球の後、彼らはそれぞれの部屋に戻ろうとしたのだが、その時・・・

「いやあ、疲れた疲れた。」

「早くお風呂に入ってゆっくり休みましょうよ親分。」

「大分汚れちゃったしね。」

なんと、ブラッチャーが居たのである。

「ブラッチャー!?」

「どうしてここに!?」

「げっ!ヒカリアン!?」

どうやら、この遭遇はブラッチャー側としても想定外のようだった。

「また何か企んでいるのか!?」

反射的にそう言うのぞみ。すると、ブラックエクスプレスが反論した。

「失敬な!俺様達がもう悪事から足を洗った事はお前達の知っているだろうが!!」

「あ、そうだった・・・」

その事を思い出し、申し訳ない気分になるのぞみ。だが、そこでテツユキ君がブラッチャーに聞いた。

「じゃあ聞くけど、どうしてそんなに汚れてるの?」

「こ、これはだな・・・」

すると、途端にブラッチャー達は挙動不審になる。

「やっぱり、何か企んでいるんじ
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