無印編
第三話
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程の男性、高町士郎さんが仲良くなっていた。彼はあの三人のうち茶髪の女の子、なのはちゃんのお父さんだそうだ。
「へえ〜・・・喫茶店の店長さんなんですか。」
「そちらこそ、まさかヒカリアンの隊長さんでしたとは。」
「いえいえ、そんなに固くならないで下さい。」
一方、のぞみとテツユキ君は士郎さんの息子でなのはの兄の高町恭也さんと背中を流し合っていた。
「しかし、旅行先で有名人と会って、しかもこんなに仲良くなれるとは思わなかったよ。」
「エヘヘ。有名人なんて、そんな。」
恭也さんの言葉にテツユキ君は照れる。
「向こうの方でも、ミナヨちゃんとなのはちゃん達は仲良くなれているかな?」
そう言いながら、のぞみは男湯と女湯を仕切る壁を見るのであった。
一方、女湯の方ではと言うと・・・
「カワイイイイ!!!」
「キュッキュッ!」
ミナヨちゃんがなのはのペットであるフェレットのユーノの可愛さにメロメロだった。
「あの、ミナヨさん。そろそろユーノの身体を洗いたいんだけど。」
すると、金髪の少女アリサ・バニングスが言った。
「ええ〜!もうちょっと抱っこさせてよ〜!!」
だが、ミナヨちゃんはまだユーノを可愛がり足りないようだ。だがその時、ユーノが彼女の腕から抜け出す。
「あ!待って!!」
慌ててミナヨちゃんは追いかけた。なのはとアリサ、それに紫色の髪の女の子の月村すずかもそれに続く。
「「「「待って〜!!!」」」」
「キュッキュッ!!」
お風呂が嫌いなのか、必死に逃げるユーノ。だが、前に5人の人影が立ちはだかった。
「おっと!ここからは通さないわよ!!」
なのはの姉で恭也の妹の高町美由紀
「ユーノくん。わがままはダメよ。」
なのは達の母親の高町桃子
「逃げ回っていると、他のお客さんの迷惑になるでしょ。」
すずかの姉で恭也の恋人の月村忍
「そう言う訳ですので。」
「大人しく捕まっちゃって下さい!!」
そして、月村家のメイドのノエルとファリンだ。
「キュウ・・・」
それに思わず怯むユーノ。すると、その直後・・・
「「「「そーれっ!!!」」」」
「キュッ!?」
なのは達に捕まってしまった。その後、彼が四人に身体の隅々まで洗われたのは言うまでもない。
「ふぅ〜。いい湯だったなあ。」
温泉から出た男子一同。
「それじゃあ、私は桃子と一緒に散歩に行って来るよ。」
と、士郎さんが
「じゃあ、俺は忍と。」
と、恭也がのれんの前で分かれた。
「それじゃあ、私たちは卓球場に行くとするか。」
「「さんせーい!!」」
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