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虹の軌跡
第二十七話

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啓一
「お、熱いね〜お二人さん」


虹太郎・あおい
「!!!」


カーテンを開けて顔を覗かせる啓一

啓一
「もう遅い時間だから迎えに来たんだが、お邪魔だったかな?」


あおい
「そそそそそそんなこと無いよ?大丈夫だから」

みるみるうちに顔が紅くなるあおい


反対に虹太郎は冷静そのものだった

虹太郎
「早川さん、落ち着いて。呂律回ってない。それにミケ、どこから聞いてた?」

啓一
「うん?『ボクのわがままで…』から」

虹太郎・あおい
「「最初から!?」」

思わずハモる2人

それを見て啓一は笑い出した

啓一
「仲直りしたようで何よりだ。あ、そうだ。俺も同好会入るぜ。条件は虹太郎と一緒ってコトでよろしく、あおいちゃん」

あおい
「え、あ、うん、ありがとう」


そそくさと医務室を出て行った啓一を見送る

虹太郎
「まぁいろいろあったけど、改めてよろしく、早川さん」

あおい
「うん、こちらこそよろしくね、七橋君」


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