第六話 Granza
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ファイナルッ!」」
互いに攻撃することで、限界が6コンボの技を、10発まで無理やり上げる攻撃!
当然、息が合ってないと出来ない。
本来の限界は12回だが、玖渚の武器の都合上、10回だ。
単体にしか有効じゃないのが痛いところではある。
しかし、これで十分!
太陽の如き輝きと共に、サニーの体を、俺と玖渚の武器が貫く!
『……わから……ない……な。 なんで……PKなんか……』
それだけ残して、サニーは消える。
……俺は、PKじゃねぇよ……。
敵が出ないことを確認し、バーサークを解くと、HPがかなり減っていることに気づいた。
残り8分の1程度しかない。
結構危なかったな……。
あんまりバーサークは使うもんじゃない。
特にボス戦でなんか使えないな。
今回みたいな戦いでは有効ではあるけど。
とりあえず俺は回復ポーションを飲み、体力を回復した。
それと同時に、部屋の奥に、新たな扉が現れる。
扉に書かれた文字は……。
『TWO―二つ目の絶望―』
……やっぱ、順番があるみたいだな。
「さて……行くか、玖渚」
「うん……アルス、無理はしない方がいいよ」
「大丈夫だ、社会人のメンタルなめんなよ、上司に死ぬほど怒られまくってる俺のメンタルは鋼のハートだぜ」
「えー、怒られてる方が問題なんじゃないの?」
「……痛いところをつきやがるな」
今の戦闘よりも玖渚の言葉の方が深く突き刺さりながら、俺達は、次の扉を目指す。
これ以上、何が出ようと、動揺しない……!
俺はそう決意しながら、扉を開けた――――。
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