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26歳会社員をSAOにぶち込んで見た。
第六話 Granza
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こいつら……! もしかして、俺らと同じくらいのレベルになるように調整されてるのか!?
 天乃と遊びでデュエルした時と同じくらいのダメージ量食らってるぞ!?
『あ、僕は二十二だよ、現役大学生』
 3秒! ホイミからの追撃!
 くそ! 二十二とかもうしらねぇよ!
 大体死んでなかったら二十三だったんじゃねぇのかよ!
「止まれよ! 止まれって!」
 横で玖渚がサニーの攻撃を受け止めながら反撃している。
 しかし、一人で二人相手は流石に辛いか……。
 だが……安心しろ!
 5秒!
「リミッタァアアアアアアアアアアアッッッ! ブレイクッッッッ!!!!!」
 一気にグリュンヒルを振り降ろし、ホイミの脳天から地面まで、持っている盾ごと、一気にたたっ斬る!
 その瞬間、ホイミの体力ゲージが一気に減っていき。
 あっという間に、なくなった。
『僕、まだ死にたくない! ゲームの中で死にたくない! 生きて現実に帰りたい!』
 そんな捨て台詞を残して、ホイミは消える。
 ……くそ、胸糞悪い。
 まるでPKしたみてぇだ……。
 もう帰れないんだよ……死んだやつにとっては、叶わない願いなんだよ……!
 ……ごめんな。
 心の中でそう呟いて、グリュンヒルを握りなおす。
 すると、玖渚とサニーによる剣戟が聞こえてきた。
「アルス! 次だ! このサニーとかいうやつ、動きは単調だけど、全然怯まない! しかも攻撃力も高い!」
 ふと、そう口にする玖渚に視線を向けると、確かに苦戦しているようだ。
 まぁ怯まないのは当たり前だ……ゾンビなんだから。
 ……二人もやるのは気が引けるが……!
 やるしかねぇか!
「オオオオオオオオオオッッ!!!!!」
 バーサーク状態のままサニーへと斬りかかる。
 盾役が消えたサニーは、俺の攻撃をあっさりと受け入れるが。
『ごめん……ホイミ……』
 全く怯んだ様子はなく、俺へとためらい無くターゲットを変えて攻撃してくる!
 俺はホイミじゃねぇよ! クソAI野郎が!
 何度か、サニーと打ち合いになり、その隙に玖渚が確実にサニーの体力を削る。
 流石に体力が減る一方の俺は、もうリミッターブレイクは使えない。
 だからこそ!
 アバンラッシュ・グランツァを使う!
「輝けぇェェエエエエエエエエエエエッ!!!!」
 グランツァはドイツ語で輝きの意!
 このアバンラッシュは! 輝きのエフェクトを纏って攻撃する!
 グリュンヒルと、それを持つ俺の両手が輝き、その光の粉を振りまきながら一撃を放つ!
「玖渚ァッッッ!!!」
「了解ッ!」
 玖渚と同時に、攻撃を繋げ、コンボを開始!
「一撃ッ!」「2連!」「3撃ィッ!」「4スコア!」「5撃!」「6ヒット!」「7撃ッッッ!」「8コンボ!」「9撃ッ!」「「
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