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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第247話】
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、早速リビングに買ってきた食材を置くと、直ぐに【全員】がキッチンに入るという――。
全員とは、母さんも含めた女子全員だ。
まあ確かに七人行き交うのに不自由しない設計にはなってはいるが――。
「んっ……しょ。 ああもうっ……このっ、ジャガイモっ、切りにくいっ」
鈴音のそんな声が聞こえ、視線を移すと切りにくいのか、ジャガイモの皮を実ごと削ぎ落とす姿が――。
確か、彼女は中華料理屋の看板娘だよな……?
その隣のセシリアは、本を片手に持ちながら何やらハッシュドビーフを作りたいようだが――まだセシリアには難易度高い気がする。
「……本当にこれで大丈夫なのかしら? 写真と色が違います……。 やはり赤色が足りない気が――」
「セシリア? そうやって色々継ぎ足すと料理がカオス化しちゃうからダメだよ?」
セシリアの様子を見た美冬が制止すると、あまり納得がいかないのか微妙な表情だった。
……美冬が作ってるのはハンバーグとカレーだ。
ハンバーグは現在、ミンチを捏ねて先に刻み、炒めた玉ねぎ、パン粉やケチャップ等を入れてボールの中で捏ね続けている。
「シャルロットは何を作っているのだ? 焼き鳥か?」
そんな声が聞こえ、ラウラとシャルの二人に視線を移す。
「違うよ、ラウラ。 これは唐揚げだよ。 今、下味をつけてるところなの」
言いながら唐揚げの下味をしつつ、直ぐに揚げる準備が出来るようにてきぱきと動くシャル。
「ふむ、そうか」
そんなシャルを見つつ、ラウラは何と大根の桂剥きを見事に行っていて、手つきは手慣れたものだろう。
だが、使ってる刃物が何処から取り出したのかわからないサバイバルナイフで行ってるのは色々まずい気がする。
「うふふ、ラウラちゃんって凄いわねぇ♪ 軍で桂剥きを覚えたのかしらぁ?」
母さんも鮭の煮付けを作りながら、見事な桂剥きに感心してラウラに聞いたようだ――。
「み、見よう見まねです。 その……この前、テレビの料理番組に出ていたコックがやっていましたので、私にも出来ると思い、真似をしてみました」
母さんに注目されたからか、敬語で答えるラウラは少し緊張している気がする。
「ま、真似しただけでそこまで鮮やかになるのっ!? ……はぁぁ、私なんかまだまだ……」
未来は驚きつつも、ポテトサラダを作り、更に余ったジャガイモで粉吹き芋を作っていた。
家にあるIHがこれほどフル稼働で動くのは初めてかもしれない。
「ん。 ナイフの扱いには長けているので。 教官からも、ナイフの扱いは誉められました。 ……ジャングルでは、木を加工出来ないと
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