43部分:42:結婚前夜→式
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ある程度の人数が入れる大部屋で、長期滞在客などが自炊できるようにキッチンまで着いている部屋だ。
料理はホテルに頼んだのが半分、良彦が作ったのが半分である…ミッド料理半分、地球料理半分とも言うが。
「んじゃ、クロノの結婚を祝して乾杯!」
「「「「乾杯」」」」
5人がコップを打ち合わせ、一気に飲みきる。
「しかし、クロノとエイミィか…随分長い付き合いだよね、君ら」
「俺らが知る限りでも、7年だよな」
「僕となのはがジュエルシードを追ってる頃にあったから、そうだね」
「そうだな、闇の書の一件もそのくらいになる」
ヴェロッサの言葉に頷きつつ、良彦、ユーノ、ザフィーラが言葉を続ける。
「そうだな、訓練校の頃からコンビだったから、もう一寸長いと思うけど」
「ま、そうじゃなきゃ、勝手に相手の髪セットとかしねーよな」
「というか、なんでそれを知ってるんだ君らは?」
「「「「リンディさんが見せてくれた(ぞ)」」」」
頭を抱えるクロノ、楽しそうにそれを見る一堂。
「でも、長い付き合いから結婚って言うのもなんだか良いよね」
「ユーノはまず、あの鈍感に気付かせろよ」
「全く気付いている様子はないな」
「そうだね、手伝おうかユーノ先生?」
うらやましそうなユーノに、良彦、ザフィーラ、ヴェロッサが追い討ち。
「忙しいのもあって中々合えないし、あえても二人になれないんだ」
苦笑するユーノ。
「まあ、頑張れ…寧ろ直接言わないとなのはは絶対気付かないぞ、保証する」
「そうだよね、頑張るよ」
応援する良彦に素直に答える。
「そういえば、良彦、君はどうするんだい?」
「管理局内では色々な噂があるけどね」
「……」
クロノ、ヴェロッサが問いかけ、ザフィーラは無言。
「ん…一応考えてるぞ、もう少し先になるけどな」
それに素直にそれだけ答える。
「そうか、それなら僕らは何もいう事は無いね」
「そうだな、相談くらいは乗れると思うぞ」
「うん、僕もそのくらいなら」
ヴェロッサ、クロノ、ユーノがそれぞれ言ってくれる。
「良い友をもったな、良彦」
ザフィーラは、良彦の肩をぽんと叩く。
「だな…さて、俺の方はもういいだろ、クロノの惚気でも聞かせてもらおうじゃねーか」
「あぁ、それなら僕もいくつか知っているよ」
良彦の言葉にヴェロッサが反応する。
「噂の真相とかも聞いておきたいよね」
ユーノも噂は色々聞いているらしい。
「ともあれ、あまり新郎を疲れさせるなよ」
とは、ザフィーラの
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