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久遠の神話
第七十一話 全ての光でその四
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り裂かれた霧はそこから消え去っていき遂には完全になくなった。
 そのうえでだ、こう言うのだった。
「私の光は熱もありましてね」
「グルル・・・・・・」
 対するケルベロスは唸り声を挙げるだけだった、喋りはしない。
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