『第十八話』〜湯の町 海鳴温泉〜
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ま追い掛けようとしたのだが、明らかになんらかの身体強化が掛かった速度で、気付いたら既に視界から消えていた。
「……仕方ないか」
そう考えながらも部屋に戻ると
「「「一緒………一緒の部屋……」」」
顔を真っ赤にして固まってる三人がいた。
「(ソウル、コイツ等ははどうしたんだ?)」
「(部屋割り表を見た時からこんな感じだったぞ?)」
………猫だましで起こすか。
三人を起こした後、夕食までは自由時間と言う事で温泉に向かう。ユーノはなのはに連れてかれそうな所を連れ戻した。
「きゅ〜」
その時のユーノの鳴き声が物凄い泣きそうな声だった。
〜入浴中〜
「中々いい湯だな」
ん?何故省略したって?男の風呂何て見たくもないだろ?
士郎と恭也さんはサウナにいたな。
「まだ、時間があるな……」
浴衣に着替え、ユーノを肩に乗せ、湿った髪の毛を団子の様に纏める。(忘れているだろうが俺の髪は肩より少し下あたりまで伸ばしている)
前髪も顔に付かない様に少し分ける……顔が出るが仕方ない。
なのは達を探してると道の真ん中でなのは達と一人の女性が話していた。
というか、あれは絡まれているのか……?
とにかくあそこに行くしかないか。
「どうしたおまえ等、何かあったか?」
「え? あ、拓斗君///!?」
すると、なのはは顔を赤くしていた。
よく見るとアリサとすずかもだ。
ついでに女性も真っ赤だった。
「のぼせたか?それよりもこの現状はどうした。その人にでもぶつかったか?」
「う、ううん(男の子なのになんでこんなに湯上りで色気が出るのよ)」
「あ、アンタこの前の!!」
「ん?」
いきなり女性が大声を出す。
そこには最近見たことのある女性がいた。
「あ、アルフさんで……あってましたよね?」
「そう。このまえは悪かったね」
「いえ、こちらもやりすぎちゃいましたから。腹、大丈夫ですか?」
「全然、丈夫に出来てるからね!」
「ちょっと待って!拓斗君このお姉さんと知りあいなの!?」
「まぁ、ちょっといろいろあってな」
「いろいろって何よ!?」
「綺麗な石を拾う、金髪少女がそれを必要な物だと言うから渡そうとする、この人乱入、少女をいじめてたと勘違い、襲ってくる、かえりうち、わかった?」
「わからないよ!?」
そう言われてもな、こうとしか言えん。
「それで、俺の連れが何かしましたか?」
「え? あ、ううん。違うよ。知っている子によく似てたから
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