番外その一
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魚介類をとること。「潮干?」
? 山野で植物を観賞?採集すること。「まつたけ?」「もみじ?」
? 追いたてて捕らえること。「山?」「魔女?」
広辞苑より抜粋
転生者を狩る=俺を狩る
俺の状況
武器無し、魔法使用不可
目の前にいる男>造物主
「さよなら」
逃げ出そうとするも何かに足を掴まれた。足下を見ると俺の影が俺の足を掴んでいた。他人の影を使った影繰術なんて聞いた事無いぞ。
「まあ、落ち着け。別にお前を狩るつもりはない」
「へっ?」
side out
side レイト
とりあえず山の中ではアレなので店まで転移してコーヒーを出す。
「先程は簡単に説明しすぎて要らぬ誤解を与えてしまってすまないな。まあ、嘘は一切ついていないんだが。順に説明するとまず、渡り人だがこれはオレがそう呼んでいるだけで名前自体に意味はない。簡単に言えば別の神が管理している世界へ渡ってしまった人のことを指す」
「別の神?」
「転生者なら神にあった事があるはずだろ」
「あのジジイか」
「それで神って言うのは7階級有り、一番下っ端の神1柱につき一つの世界を管理している。たぶんお前はこいつに会ったんだろうな。で、階級が上がるごとに管理する神の数が増える」
「神を管理する?」
「神も世界を管理できるのは一つが限界みたいでな、世界ではなく神を管理していくんだ」
「つまり階級が上がるってことは会社の上司になるってことか。でもなんでオレが会ったのが一番下っ端って分かるんだ」
「言ったはずだがオレは転生者狩りをしている。大体200人位仕留めたかな。それだけ狩れば持っているチートの量で分かる」
「そう言えば選ばせてもくれなかったし最初から強い訳でもなかったな俺」
「そう落ち込まなくて良いぞ。今のお前なら転生してきたばかりの奴なら余裕で勝てる。あいつらただのオタクだから」
「いやいやいや、そんな簡単に言わないで」
「いくらチート能力だろうと圧倒的な経験の前では塵に等しい。気配を消して奇襲すればすぐに片がつく」
「確かにそれなら勝てそうだけど」
「慣れれば武器とかも奪えるぞ」
「武器って?」
「ライダーベルトとか。転生者を殺すとなくなるけど」
「意味ないじゃん」
「そうでもないぞ」
オレは昨日完成したばかりのディケイバックルとライドブッカー、外側だけのケータッチを見せる。
「そ、それって」
「オレが作った。使ってみるか」
「良いのか」
「ああ。……ちょうど転生者が来たからな(ボソッ)」
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