第三章
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の目を見て楽しそうに尋ねてきた。
「それは。誰だと言うの?」
「あんたの目の前にいるキザな奴さ」
俺が言った言葉はこれだった。
「そいつでどうだい?」
「そうね。見たところ鎧も見事に着てるし」
俺のそのファッションのことだった。
「それに見事な腕前みたいね」
「騎士になるようにはしてるさ」
今度は自分のことを騎士と言ってみせた。
「プリンセスを守る為にはな」
「じゃあ騎士殿にまた尋ねるけれど」
相手も乗ってきてくれた。内心しめたと思っていたがそれでも俺はまだ油断してはいなかった。何しろ相手が難攻不落なのはわかっていたからだ。
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