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第二十九話 疑念
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さに一閃。
いつの間にか打鉄を纏った千冬さんが手にした刀剣型武装でアンノウンを切り裂き、そのままの勢いで堕ちていく織斑君の元にたどり着き、抱きかかえていた。
その光景に誰もが言葉を失ったが、やがて大歓声があがる。千冬さんの様子から織斑君も無事なのだろう。
安堵した僕はアンノウンについて考えていた。パッと見た感じ、あの機体からは人間らしさが感じられなかった。まるでロボットが操っているかのような……無人機、その単語が頭を過る。
最近連絡が取れないけれど、束さんに相談してみたい、そう考えた時に僕は気づいてしまった。
あのハッキングの癖は束さんのものだったんじゃないのか、と。
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