まどほむ百合百合日記☆3
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明するから、とにかく入るね」
知久「うん。分かったよ。鍵開けておくよ」
電子ロックの鍵が外れる。
まどか「さ、ほむらちゃん、覚悟はいいね?」
ほむら「え?覚悟?いいけど…」
まどか「よし!ならいざ家へ!」
まるでいざ戦場へと言っているようなものだけど、まどかが二人に話すとなったら、戦場みたいなものなのかもしれない。
まどか「ただいま〜」
ほむら「お、お邪魔します」
知久「ん?ほむらちゃん?」
q子「ほむらちゃん?まどか、まさかほむらちゃんが?」
まどか「そうだよ!今日から新しい家族となります!」
知久「あはは、前から気になる子を家に入れてあげたいって聞いていたけど、まさか、ほむらちゃんだったなんてね」
q子「そうだね〜、ま、別に断る理由もないし?食費とかも全然問題は無いから、安心して我が家に迎えようじゃないか!」
ほむら「え、ええと、あの、しばらくお世話になります。お願いします」
前からまどかは計画していたらしい。この二人の反応からして、そうだと思う。なんだか、こっちが堅くなるのが場違いみたいで変な空気だ。
知久「ああ、よろしく。部屋とかはまどかに任せるよ。同じ部屋を使うしかないけど、ベッドとか布団とかなら、必要なら僕に言ってくれれば用意するから、安心して、我が家のように過ごして欲しい。ほむらちゃん、お願いできるかい?」
ほむら「は、はい。分かりました」
q子「いい子が来たもんじゃないか〜。それと、ほむらちゃん。これから家族なんだ。敬語なんて使う必要はないからな?」
ほむら「え、あ、その、それは慣れてきてからでも…」
q子「あはは、そういうのはね、最初が肝心なんだよ?今敬語を使ってしまえば、後からタメ口にしにくくなるもんさ。だから、今から変えるんだ。いいね?」
ほむら「は、え、ええ。」
なんだか凄く調子が狂う。こんな簡単に引き受けてくれるとは、計画されていたとはいえ、思わなかった。
まどか「ほむらちゃん、荷物置きにいこ?そのままだと重たそうだよ〜」
ほむら「ええ。わかったわ」
知久「晩御飯になったら呼ぶから、それまで部屋で色々やっておくんだよ?」
まどか「はーい。ほむらちゃん、いこ!」
ほむら「ええ。」
それから、私とまどかは一緒のベッドで寝ることにして、勉強机も一緒に使って…。とにかく、使う物はほぼ二人で使うことに決めてくれた。私は遠慮したけれど、いいからと言われた。まどかの優しさがここでも出ている…こんな何気ない優しさに惹かれるのは私だけなのだろうか?
まどか「んー、ほむらちゃん。晩御飯まだっぽいし、先に宿題やっちゃお!」
ほむら「ええ、いいわよ。今日はどんな内容だったかしら」
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