まどほむ百合百合日記☆3
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。あの、ほむらちゃんが迷惑じゃなかったらね?私の家で一緒に暮らさない?」
ほむら「え?でも、あなたのご両親に迷惑が」
まどか「そんなの、私が言えば快く頷いてくれるよ!それに、ほむらちゃんを迎えることは、ママ達だって嬉しいと思うんだよね」
ほむら「そういうものなの?」
まどか「そうだよ!だからさ、一緒に過ごさない?勿論、ほむらちゃんが無理だって言うなら、仕方ないから、諦めるけど…」
ほむら「そうね…本当に迷惑じゃないの?私なんかがいていいの?」
まどか「ほむらちゃんは慎重すぎると思うな〜、いいの!後はほむらちゃんが決めて?」
ほむら「そう…それなら、長い間、お世話になってもいいかしら?」
まどか「もちろん!大歓迎だよ!」
キスなんてするムードはどこかへ行ってしまった。けれど、今日、私は新たな家を見つけることができた。温かくて、賑やかで、家族の「絆」を感じられる、本当に素敵な家へと。
まどか「ちょっと待っててね。ママに電話するから」
ほむら「うん」
まどか「もしもし?ママ?仕事終わったの?うん、なら、私達の新しい家族を紹介したいから、早く家に帰ってきてね!」
ほむら「新しい…家族」
なんだか実感が湧かない言葉だった。虚しいとか、悲しいとかそんなことじゃない。ただ、嬉しいことだけれど、私の頭が追いついていない。
それは、まどかも同じなようで、通話終了ボタンを返事も聞かずに押してしまっていた。
まどか「さ、ほむらちゃん。家に帰ろ?」
ほむら「ええ、帰りましょう、まどか。あ、その前に」
まどか「?」
ほむら「一応いなくなってたら困るだろうから、母と父にメールを送っておくわ。次に帰ってくるのは3日後らしいけど」
まどか「そんなに家を留守にしてるんだね…」
ほむら「もう慣れてるわよ。大したことじゃないわ」
まどか「そっか…でも、その空いた部分は、私が埋めちゃうからね!覚悟してね、ほむらちゃん!」
ほむら「え?ええ。期待してるわ」
私は粗方必要な物を準備した。学校で使う教科書。下着や普段着などの衣類と歯ブラシなど。っと、持っていこうとしたら、教科書以外全部置いていってと言われた。どうしてと聞いたけれど、答えてくれなかった。とにかく、まどかの言う通りにして、必要なら持ってくればいい。
それから、まどかの家まで歩いて行った。途中、まどかは何か悩んでいるようで、あまり喋らなかったけれど。
そして、まどかの家に到着。
まどか「パパ?いる?」
インターホンで喋るまどかはなんとなく小さな子供みたいで、可愛らしい。
知久「いるよ。ママもなんだか急いだ感じで帰ってきたけど、何かあったのかい?」
まどか「それは、後で説
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