まどほむ百合百合日記☆3
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も分解して売った。そのお金で新しいベッドなどを揃えることができたので、ワルプルギスの模型はいなくなるまで役に立ってくれた。本物も邪魔せずに役に立ってくれればよかったのに。
ほむら「さ、あがって?」
まどか「うん、お邪魔しまーす」
ほむら「お茶入れてくるわね」
まどか「あ、私も手伝うよ」
ほむら「ふふ、客人に気を遣わせたくないわ」
まどか「もう、付き合ってるんだから、客人とかじゃないもん」
ほむら「そうね。私の可愛い彼女だものね。ということでお茶を入れてくるからそこで待ってて」
まどか「どういうことなのかな、ほむらちゃん。もしかして、台所に何か私に見られるとマズいものでも…」
ほむら「そ、そそそ、そんなものないわよ?」
まどか「ふ〜ん、なら行ってもいいでしょ?」
ほむら「え、ええ。別に構わないわ」
まどか「やった。これで手伝えるね」
ほむら「もう、まどかったら…」
マズいもの。そんなものはない。まどかの抱き枕カバーとかおっきろー☆が収録されたCDなどは全てベッドの下にあるもの。
まどか「へぇ〜、結構色んなものあるんだね」
ほむら「そうかしら。一般的に使うものだけだと思うのだけど」
まどか「ふーん、このCDは何かな?」
ほむら「え?」
まどか「まどかのボイスコレクションPart5?」
ほむら「うそ、そんなところに…」
まどか「ほむらちゃん、これは…」
ほむら「いえ、何でもないのよ。早くお茶にしましょう?」
まどか「そうだね。あっちに再生機あるもんね。はやく行きたいや」
ほむら「え…」
まどか「よし、セットして、再生っと」
ほむら「あ」
まどか『ほむらちゃーん、帰ろ〜。どうしたの?ほむらちゃん。
ねえ、キス…して?ほむらちゃん。
うっそー!?
おっきろー☆』
ほむら「嘘よ、こんなの、こんなことってないわ…」
まどか「それは私のセリフだと思わない?ほむらちゃん」
ほむら「ほむぅ…」
まどか「それで、これは一体どこで録音して、どういう使い方してたのかな?すごく気になるから、教えてくれないかな?ほむらちゃん」
ほむら「え、えーと。まどかの部屋に盗聴器を、あの、一緒に帰ることも拒まれた時に仕掛けてて、使い方なら、まどかは私を嫌ったんじゃないんだって、言い聞かせるためで…」
まどか「そうなんだ…ごめんね…」
ほむら「いえ、いくら心配でも盗聴器を仕掛ける私がおかしいのよ…」
まどか「でも、そんなに思ってくれてたなんて、やっぱりほむらちゃん大好き!」
ほむら「ほむぅ!?」
ガバッとまどかが私をベッドに押し倒す。
ほむら「え、ちょ、まどか?」
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